「さくらちゃん修復日記」

 さくらビスクがやってきました。
 お名前はそのまんまの「櫻子」です。
 
 一番シンプルな手のみ稼動の3ピース。
 お顔は真っ黒でハゲハゲ。
 ドレスはフェルトのチロリアン。

 ブラウスが良く出来ています。
 張り付けで簡単かつ効果的な、良い服です。
 ハダカンボ。
 鳴き笛が入るスペースが空いています。
 お腹周りは綺麗です。





    

    

 隙間はありますが、綺麗にスリープします。
 目まで全て1体型で、瞼の色だけが塗られた
 オメメもあるようですが、別素材です。
 ガラスなら良いななのですが、
 スカスカのアクリルでしょうか。
 今回は触らないので不明です。
 







   

 お顔洗いました。
 頭の中に水が入らないように、
 ディッシュや綿など軽く詰めてから
 上にラップを詰めました。
 右と左が目のカット違う。
 眉の書き方違う。んーー。
 右目の目尻が欠けています。
 微かに残るまつげは、完全下向き。
 上まつげは無いようです。  




     

 
 メイクは・・・本当は何で描くのかしら。
 市松さん式に墨で書いたら、流れました。
 セルロイド式にラッカーにしました。
 瞼はガラス用の絵の具を使いましたが
 ステンドグラス用は透明で発色悪いです。

 白でアンダーカバーしてから色を塗りました。
 

     
   赤い靴ーーー。靴下はお約束のブルーのグランデーション。

   

 なんちゃって市松さん式で髪をつけます。
  これは人毛です。
  長さを切ったら、板の上でボンドをコシコシ。
 接着剤に付いてくるヘラはとても便利です。
  厚さは一定に。ハゲもないように
  たっぷり点けて押し絞る感じで。
  板に着けたまま、一度乾かします。  







 

 つむじを作ります。
 これはちっちゃいカードペイトの
 子にも有効なの。
 たっぷり長目に黒糸できりきり巻きます。
 きつく3周くらいで、
 しっかりと硬く縛ります。
 

   5ミリほど残して切ります。
 たっぷり垂らしたボンドの上で
 墨を擦るように優しくグルグル。
 余分なボンドはしごき取って乾燥。

 

 乾いたらはがして、糊代部分を切り揃えます。
 左から、つむじ・前髪・横・後ろ
 右のはまだ揃えていません。
 糊代は人形の大きさと毛の量に比例します。
 さくらビスクは生え際だけですが、

 今回は市松さん並みにボリュームを出します。
 写真の量では足りないですから沢山作ってね。
 

   

 下の段をボンドで張ります。
 カッパのようですね。ははは
 特に前髪は幅と長さを先に切りそろえて
 イメージ通りにしてから張りましょう。
 横・後ろも同様に。





   

 紙でも麻でもかまわないので蓋します。
 今回は、紙製のバクラムを
 濡らして丸く癖を付けました。
 瓶の蓋などがよいのですが、
 お猪口の底などに裏返しても大丈夫。
 ボンドで軽く止めます。
 





 




 ペイトを止め着けるように2段目を張り、
 ペイトの中心に大きめの穴を開けます。
 








 



 穴の中にもたっぷりボンドを着けて
 つむじを差し込みます。
 そのまま生乾きになるまで待って
 中心から全体に割ります。
 「毛吹き」をしたいのですが、
 綺麗に広げるのは練習がいります。
  歯ブラシなどで揃えて下さい。  







  



 適当なサイズのセロファン小袋の
 上下を切ってかぶせます。
 このときに
 髪の毛の裾を切り揃えると
 曲がらずにきれいです。
 











     

 鳴き笛スペースがあるので
 入れたかったのですが、
 手持ちのベア用は大きかったの。
 竹や紙で出来たふいごのような
 鳴き笛を探したいです。
 詳しい方、教えてね。
 





 



  



 笛の替わりにスタイロフォームを
 切り出して填めました。
 喉元がへこんでいるのは
 笛の取り付け都合かしら。
 





 



    





 スリップ着せました。
 パンツは・・省きます。
 スカートの中心を縫い止めて
 キュロットのようにしてみました。
 ウエストぐし縫いをして絞ったら
 上半身はレースを折って巻いただけ。
  前は長く、背中は細目のや魚型に
  切ると綺麗に馴染みます。
  背中を軽く縫い止めます。



 













    

 
 この帽子は横10×縦11 センチの
 5角形にタックを取っただけ。
  上から3.5センチで折り返して
 残り部分を三角に切ります。
 前中心と角で3角に折ったら 
 そのままタックをつまんで頭に合わせます。
 青が折り線、緑が山線。
 手近な布で折ってみましょう。




      
      横       後ろ
       
  オリジナルのドレスをまた着せました 。どんなドレスが似合うかしら